精密検査結果/パラータルアーチ取り付け

こんばんは。せんたくだいすきです。


前回、9月上旬に行った精密検査のことを書いたのですが、10月中旬にはその精密検査の結果を聞きに行ったので、その様子を書きたいと思います。ちょっと長いです。すみません。

夏休み中、夏休み後は、歯列矯正を始めようという方が多いそうで、なかなか予約が取りにくかったです。
このときは、治療方針の説明と、パラータルアーチを取り付けました。トータル30分ほどかかりました。

ちなみにこのとき支払い期限でして、71万8200円現金で払ってきました。(私はメタルブラケットにしました。丈夫なことと、少しでも安くしたかったので…。)
私の通っている矯正歯科では、一括支払いだと10%割引だったので、このお値段になりました。歯列矯正するときのために…とコツコツ貯めておいたお金ですが、直前になってまたかなり迷いました。もしも子供が歯列矯正するときのためにとっておいた方がいいのかな…、もう大人なのに今更歯列矯正するのもどうなのかな…などと考えたのですが、最終的にはええいままよ!と思い切って払ってきました。おかげで口座はすっからかんです…。

調整費用は一切かからないけれども、保険診療は別途支払いが必要という説明は、無料相談の際も聞いていました。てっきり私は、虫歯になったときにその治療費くらいだろうと思っていました。が、実際は3〜4ヶ月ごとに検診およびクリーニングする際に、その都度2000〜3000円かかると言われて、それ聞いてない!ということになりました。調整費用がかからないとうたっている場合も、そこは確認しておいた方が良いかも知れません。

さて、治療方針の説明ですが…。
私はずっと、上の歯が出ているからこれを引っ込めればすべて解決する!と思っていました。ですが実際レントゲンを見てみると、歯の角度などは特に問題無く、そもそも骨格の方に問題があることがわかりました。下顎後退が起こっているため、相対的に見て出っ歯になってしまっているんだとか…。結構このケースの方は多いらしいです。

そして抜歯は必須とのこと。セオリー通り、左右の上4番の歯を抜いて、打ち込んだインプラントを起点にして、前歯を引っ込めて上下の前歯の間を埋めることとなりました。また、親知らずが横向きに生えてきたためにずれてきてしまっている下の歯のブラケットは、親知らず抜歯後折を見て、つけることになりました。

というわけで、まずは左右残っている下の親知らずを抜歯することになりました。
ちなみに、4、5年前に右上の親知らずは抜歯済みです。左上の親知らずは去年頭が見えてきたのですが、この歯は抜かずに利用することになりました。
この、左右で歯の数が違くなるということが気になったのですが、医師に確認すると、左右歯の数が違っても歯並びには影響しないとのことでしたので、上のまだ残っている親知らずは残しておくことになりました。

出来れば歯を残したいと思うのが普通だと思うのですが、非抜歯だと歯は綺麗に並んでも、口元の膨らみが変わらないというケースも多いらしいですね。実際私も無料相談へ行ったとき、非抜歯でも出来なくはないが開咬は完全には治らず、見た目もほとんど変わらないと言われました。その後行った別の歯科でも抜歯が必要だと言われました。

歯列矯正用のインプラント(アンカースクリューとも)についても少し書いておきます。
現在通っている歯科と別の歯科ではヘッドギアを付けるという話になりました。ヘッドギアもインプラントと同じく、前歯を後ろに引っ込めるのに役立つ器具です。しかし、これは1日12時間以上はつけていなければ効果があまり出ないということで、ものぐさな私には向いていないだろうということと、ロボットみたいな絵面になるので、きっと子どもたちが面白がっていじるだろうという懸念もあって、やめました。インプラントの説明を聞くとすごく痛そうで怖かったのですが、痛くないという医師の言葉を信じてインプラント方式でいくことにしました。

説明を受けた後、パラータルアーチの取り付けを行いました。
つけた当日は食事しにくいな〜と感じていたのですが、案外慣れるのが早くて、翌日にはもう気にせずにいろいろ食べていました。ただ、もやしや水菜、えのきなど長細い繊維質のものは、ぷらーんとワイヤーにひっかかって垂れ下がるので要注意です。あと、ガムはやめた方がいいと思います。

しかし今考えると、青ゴムやパラータルアーチをつけたりするのと、精密検査の結果を聞くのと支払いするのが、ちょっと順番が逆のような気がしますね…。青ゴムをつけた後に、やっぱり歯列矯正するのやめる!となった場合、どうなっていたのでしょうか…。

長くなりましたが、ここまでお読み下さり、ありがとうございます。